fhanaさんのケセラセラという曲を分析してみた

今回はfhanaさんのケセラセラを分析してみました!

 

この曲はアニメの有頂天家族のEDです!

すごくいい曲で、何度も聴いておりました!

 


fhána「ケセラセラ」(TVアニメ「有頂天家族」ED主題歌)Music Video

分析内容ですが、一曲丸々というよりも主にノンダイアトニックの場所について書いていきますね!



まずこの曲のスケールは恐らくDmajor。

ここで一つ小ネタですが、DmajorですのでPVで始めに佐藤純一さんが演奏されているのは全て白鍵ですよね!

なので実はあのPVでは佐藤さんが弾いているキーボードは-2移調しているわけですね!

 

とまあ小ネタは置いときまして、美しい音色から始まるイントロが終わり、Aメロに入ります。

Aメロのコード進行はⅠ→Ⅳ#m7-5→Ⅳm→Ⅰを繰り返し

早速ノンダイアトニックⅣ#m7-5こちらの使い方としてはクリシェやパッシングディミニッシュ的な役割をしていますね。

ルート音が半音ずつ移動していますね。

少しふわっとしたような、だけどグッとくる効果を狙ってます。

そしてサビ始めのコード進行にもノンダイアトニックが出てきてますね。

サビ始めのコード進行Ⅰ→Ⅳ→Ⅲm→ⅢonⅤ#→Ⅵm

 

こちらのⅢonⅤ#はⅥmへのセカンダリドミナントですね。

 

そして次のコード進行はⅤm→Ⅱm→Ⅲm→Ⅳ#m7-5→ⅢonⅤ#→Ⅲ→Ⅵm

 

Ⅴmが出てきますね!

Ⅴmはドミナントマイナーといって役割はサブドミナントに近く、主としてツーファイブを意識したⅣにいくためのコードです。

ここではⅣの代理コードのⅡmに進行しています。

そしてドミナントの役割をするⅢで前半をしめています。

 

というように簡単にですが紹介しました!

fhanaさんの曲はこういった聞かせるコード進行がたくさん入っておりますので、分析すると発見がとてもありますよ!




筆者の楽曲

https://creofuga.net/50397

Loopmash (FX)

今回はLoopmashのご紹介です!

 

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Loopmashは中々便利でかっこいいビートを簡単に作れるプラグインです!
使い方はググればすぐに出てきますのでここでは割愛しますが、もしエレクトロ系やEDMなどかっこいいビートが中々作れないなぁという方は一度使ってみるといいかもです!

 

僕はたまに生音系の楽器と重ねて使ったりしますが、音が厚くなり、グルーヴィーになったりします!

 

そしてタイトルに(FX)と書いてありますが、実はLoopmashはインサートに差すことができるプラグインも存在します。

 

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これがまたすごく簡単でDJ気分を味わえる素晴らしいものです!

 

使い方は簡単でどのトラックでもいいのでインサートに差すだけです。
あとは色々なボタンが出てくるので、自分好みのビートを作り出し、ある程度完成したらそれをmidiで打ち込んでいくだけです!
めちゃくちゃ簡単や、、汗
最初これを使ったときは感動して、2〜3時間EDM気分で遊んでいました苦笑

 

本当に簡単で使いやすいので、一回遊んでみてはいかがでしょうか?

 

 

あまり紹介になっていないような気がしますが、、、今回はこの辺にしましょう!(適当ですみません)


ではまた次のプラグインを紹介しますね!

プロローグ


では次は少し影が薄いかも?プロローグの紹介です!
こちらのプラグインは使い方や使い道が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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「Prologue は減算方式の音源を搭載した古典的アナログシンセサイザーをモデルリ
ングした VST インストゥルメントです。」Steinberg公式サイト一部抜粋

 

こちらものretrologueと同じアナログシンセサイザーです。
なんか見た目が宇宙っぽい!とか僕は思って勝手にFX系で使用していたのですが、これが意外と使いやすく、プリセットを漁ってみるの超オススメです!
Halionとはまた毛色の違った音源がたくさんあります!

 

エレクトロ系ではこの音源だけでなんとかなるんじゃね?とすら思っています(大袈裟)
solo sineというサイン波のプリセットはそのままでも使えちゃうんじゃないかなと思います!

 

このような加工しなくても使えるプリセットがたくさんあるのでぜひ調べてみてください!

短くてすみません。。。

Retrologue


次は付属では珍しいアナログシンセRetrologueの紹介です。

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Retrologue「柔軟で直観的な操作性を備えた Retrologue 2 は、アナログシンセが持つ温かみのある図太い音を再現します。」Steinberg公式サイト抜粋

 

公式サイトの説明でもあるように使い方次第では簡単に分厚い音色を作れたりする、付属では中々優秀なプラグインです。

 

アナログシンセの代表はNIのmassiveなどがありますが、ツマミがありすぎて何が何だかわからないという方もいらっしゃると思います。

 

そんな時、もしCubaseを使っていたらRetrologueをオススメします。
RetrologueではEDMに使われている分厚いSAWやサイン波やホワイトノイズなど、様々な音を組み合わせて曲の用途に合わせた音色が作れます。

 

ちなみに効果音も結構作れたりします。
実際僕もRetrologueで効果音を作成していましたが、ものすごく使いやすいです。
ちなみにプリセットも豊富ですので、もし自分で音色を作るのがめんどくさいという方はプリセットだけでも十分に使えるのでぜひ使って見てはいかがでしょうか?
Halion Sonic SEとはまた違った音が使えますので、音色で詰まった際はオススメできますよ!

Groove Agent SE

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こちらもsteinbergから出ているGroove Agentの簡易版ですね!


プラグインサンプラーみたいになっていて自分で作った音とか割り当てられたりするので結構凝ったりすると面白いんじゃないんでしょうか??(僕自身はあまりやりませんが汗)

こちらのプラグインは主にドラムマップという機能を利用して使います。
場所はMIDIトラックインストゥルメントトラックにあります。

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こちらのプラグインもHalion sonic seと同様、生音よりもシンセ系の音が強い印象です。

 

生音系で言いますとStandard Hybridという音色やHard Rock Kitなんかもオススメです!
Elektrobreaksというのもその名の通りエレクトロ系の定番サウンドなので迷ったらとりあえず使ってみるのもありですよー!

 

このプラグインに関しては多種多様なので1つ1つ聴きながらになってしまいますが、どんなジャンルにも必ず合う音色が見つかると思います!

 

オススメはEDM系の音色とCubase付属のプラグインloopmashと一緒に使うとよりかっこいいビートを簡単に作れますよ !

 


今回は少しの紹介でしたが、またCubaseプラグインを紹介しますね!!
いずれ音楽理論のお話もできればと思います!

万能!?HALion Sonic SE

閲覧いただきありがとうございます。
今回はHALion Sonic SEについてどんな音源なのか、例えばどんな時に使えばいい?などについて書いていこうと思います。

 

HALion Sonic SEはsteinbergのHALion Sonicというプラグインの簡易版でCubaseを買うと初めからついているプラグインです。

 

このプラグインDTM初めたての時はもちろん現在もすごくお世話になっております。

では早速紹介していきましょう!

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どんなプラグインなの?

こちらはCubaseをお持ちの方は、触ったことがあると思います。

HALion Sonic SEはマルチ音源で結構色々な音色が入っています。
僕の個人的な感想では、どちらかというとシンセ系の音が使いやすく、バンド系の音は少しちゃちいかなと思います。

どんな音源があるの?

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ここで簡単にですが、プリセットで選ぶ際にジャンルが多すぎるので難しそうなジャンルを少しだけ紹介しておきますね!
参考にしていただけると嬉しいです。

 

・chromatic percussion

クロマチックは「短音階の」という意味があり、クロマチックスケールというものが存在します。

ですがこの音源を使う際はあまり考えなくてもいいと思います。

使ってみた印象は、鉄筋のような比較的綺麗な音がある印象です。

クリスマスの鐘の音的なものもあるので冬の曲にオススメです!

・ethnic(エスニック)

こちらは日本や中国などのアジアやヨーロッパなど様々な国の伝統楽器を集めたジャンルです。

少し民族調の曲にしたいという時にオススメです。

 

・Musical FX

こちらはサウンドエフェクト系、いわゆる効果音ですね!

飛び道具に使われてはいかがでしょうか?

 

・synth comp

正直僕はcompの意味があまりわからないのですが、結構使っています笑

こちらはその名の通りシンセの音ですが、メロディーがアルペジエーター的に散らばっているものや、ストリングス系、アタックが遅い(調整できる)が分厚い音など様々なので音色


困った時は一度こちらを使ってみるのはアリだと思いますよ!

 

ざっとですが紹介してみました!

HALion Sonic SEには画像のようにまだまだ使える音がありますので、ぜひ使ってみて下さいね!

 

初めてのCubase(DTM)!プラグインやミックスについて紹介!!

初めまして!
作曲・編曲をしておりますKurarinと申します。

これからタイトルの通りCubaseプラグインやミックスの仕方、既存曲の分析、音楽理論など様々な視点で音楽について記事にしていきたいと思います。

 

これからDTMを始められる方や、Cubaseを買って使ってるけどいまいちプラグインの内容や使う場所がわからない、この曲のコード進行がわからないなど少しでも悩んでいる初心者DTMerさんのお役に立てるようにできるだけわかりやすく、記事を書いていければと思っています。

 

はじめはHALion Sonic SEや、Groove Agent SEといった楽器系から、ミックスの基本になるstudioEQやcompresserを紹介していきます!

使い方というよりどんな感じで、どういった場面で使うのかに絞って書いていきたいと思います(使い方については他の方々がわかりやすく説明してくださっているので汗)。
もしわからないことがあれば気軽に質問くださいね!!